内装のメンテナンス

浴槽にヒビが入ったらどうする?対処法をご紹介!

浴槽 内装のメンテナンス

今回は「浴槽にヒビ 応急処置」についての記事をお届けします。
家の中でもリラックスの場として重要な浴槽。
その浴槽にヒビが入ってしまったら、一刻も早く対処したいですよね。
今回は、一体式と置き式の浴槽の応急処置方法と、交換時の価格相場についてご紹介します。

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【一体式浴槽】浴槽にヒビがあった場合の対処法

一体式浴槽は、その美しいデザインと一体成型のための堅牢さで知られていますが、時にはヒビが入ることもあります。
ヒビが発見された場合、最初に行うべきことは、パニックにならず、冷静に状況を評価することです。
ヒビが小さく表面的なものであれば、自分で修理することが可能です。
市販の浴槽用補修キットは、このような状況に理想的で、通常は塗料、硬化剤、研磨材を含んでいます。

DIYでの修理手順は以下の通りです。

  1. ヒビの周囲のエリアをきれいに掃除し、乾燥させます。
  2. 補修キットに含まれている指示に従って、塗料と硬化剤を適切な比率で混ぜます。
  3. 混ぜた塗料をヒビに塗り、均一に広げます。
  4. 塗料が完全に乾くまで待ちます。この時間は製品によって異なります。
  5. 乾燥後、研磨材で表面を滑らかにします。

しかし、ヒビが大きい場合や浴槽の構造に影響を与える深さの場合は、専門家による修理が推奨されます。
専門家は、ヒビの原因を特定し、適切な修理方法を提案することができます。
また、ヒビが再発するのを防ぐための予防措置を講じることもできます。

修理を専門家に依頼する際は、以下の点を考慮してください。

  • 修理業者の評判と経験を確認します。
  • 複数の見積もりを取り、サービスとコストを比較します。
  • 修理工程と使用される材料について詳細な説明を求めます。

一体式浴槽のヒビは見た目の問題だけでなく、水漏れや構造上の問題を引き起こす可能性があるため、早急に対処することが重要です。
適切な修理を行うことで、浴槽の寿命を延ばし、安全に使用することができます。もし不安がある場合は、迷わず専門家に相談しましょう。

【置き式浴槽】浴槽にヒビがあった場合の対処法

置き式浴槽にヒビが発生した場合、その修理や対処は浴室の安全と快適性を維持するために重要です。
ヒビが小さい場合は、専用の修理キットを使用して自分で修理することも可能ですが、ヒビが大きい場合や修理が困難な場合は、新しい浴槽への交換が推奨されます。

修理キットによる対処法

市販されている浴槽用の修理キットは、小さなヒビやキズを修復するのに役立ちます。
これらのキットは通常、エポキシ樹脂やシリコンなどの充填材と、色を合わせるための塗料を含んでいます。
使用方法は製品によって異なりますが、基本的には清掃後、充填材をヒビに塗り、硬化させた後に塗料で仕上げます。

新しい浴槽への交換

ヒビが大きい場合や、修理キットでの対処が不適切な場合は、新しい浴槽への交換が必要になります。
交換する際には、以下の点を考慮することが重要です。

  • 浴槽のサイズと形状: 新しい浴槽は、既存の浴室のスペースに適合する必要があります。サイズや形状が異なると、設置が困難になることがあります。
  • 材質: 浴槽の材質は、耐久性や保温性、清掃のしやすさに影響します。アクリル、FRP(繊維強化プラスチック)、鋳鉄など、様々な材質があります。
  • 価格: 浴槽の価格は材質やデザイン、機能によって大きく異なります。予算に合わせて選ぶことが大切です。
  • 業者の選定: 交換作業は専門の業者に依頼することになります。信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判、過去の実績を調べることが有効です。

浴槽を交換する場合の価格相場

浴槽を交換する際には、さまざまな要素が価格に影響を与えます。
まず、浴槽自体の価格は、材質、サイズ、ブランドによって大きく異なります。
例えば、一般的なアクリル製の浴槽は比較的手頃な価格で提供されていますが、高級な人造大理石製のものや、ジェット機能付きのものは、はるかに高価です。

取り付け工事費用に関しては、浴槽の種類と交換作業の複雑さによって変わります。
一体式浴槽の場合、既存の配管に合わせる必要があるため、工事費用は10万円からとなることが多いです。
一方、置き式浴槽は、設置が比較的簡単であるため、5万円からの工事費用で済むことが一般的です。

廃材処理費用は、撤去する浴槽の材質と量によって異なりますが、これも交換コストに含まれる重要な部分です。
また、浴室のリフォームを伴う場合は、さらに費用が加算されます。

デザインや機能にこだわると、価格はさらに上昇します。
例えば、最新のスマート浴槽や、マッサージ機能、音楽再生機能を備えた浴槽は、快適性と利便性を高めますが、それに伴い価格も上がります。

以上のことから、浴槽の交換には基本的な価格がありますが、選択する浴槽の種類、追加する機能、そして工事の複雑さによって、最終的な価格は大きく変動することが分かります。
したがって、予算に合わせた適切な選択をすることが重要です。また、複数の業者から見積もりを取ることで、最もコスト効率の良い選択肢を見つけることができます。

まとめ

浴槽にヒビが入ってしまったら、一体式なら塗料での修理、置き式なら交換が一般的な対処法です。
どちらの方法も、自分でできる範囲と専門家に依頼する範囲を見極めることが大切です。
また、交換する場合は、価格相場を把握しておくことが重要です。
家のメンテナンスは、家族みんなの安全と快適な生活のためにも、欠かせない作業です。
この記事が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

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