こんにちは、宮脇です。
私は工務店で働いていて、趣味は日曜大工です。
休みの日は家のメンテナンスという名目で色々な改造を楽しんでいます。
材料もこだわっていて、20代の頃に購入した広い土地の木材を使用して改造しています。
今回は、畳のメンテナンスについてお話ししたいと思います。
畳は日本の伝統的な床材で、自然素材であるイグサの香りや感触が心地よく、湿度や温度を調節する効果もあります。
しかし、畳も長く使っていると汚れたり傷んだりしてしまいます。
そこで、畳のメンテナンス方法を3つご紹介します。
畳の表替え
畳の表替えとは、畳表と呼ばれるイグサの部分だけを新しく張り替えることです。
畳表は約10年ほどで劣化してしまうので、定期的に表替えをすることがおすすめです。
表替えをすると、イグサの色や香りが新鮮になり、部屋全体が明るくなります。
また、ダニやカビなどのアレルギー物質も除去できます。
表替えは専門業者に依頼する必要がありますが、費用は1枚あたり1万円前後と比較的安価です。
畳の裏返し
畳の裏返しとは、畳をひっくり返して裏面を上にすることです。
畳は両面使えるように作られているので、裏返しをすることで使用感や見た目を変えることができます。
裏返しをすると、凹んだ部分や汚れた部分が隠れて平らになります。
また、イグサの繊維がほぐれて柔らかくなります。
裏返しは自分で行うことができますが、重たい家具や荷物を移動させる必要があります。
裏返しは約3年に1回程度行うことがおすすめです。
畳の新調
畳の新調とは、畳全体を新品に交換することです。
畳全体が傷んだり汚れたりしてしまった場合や、イグサの色や柄を変えたい場合に新調をすることができます。
新調をすると、部屋の雰囲気が大きく変わります。
また、畳縁や敷居なども一緒に交換することで統一感を出すことができます。
新調は専門業者に依頼する必要がありますが、費用は1枚あたり2万円前後と高額です。
まとめ
以上、畳のメンテナンス方法についてご紹介しました。
畳は日本人にとって馴染み深い床材ですが、メンテナンスを怠ると快適さや美しさが損なわれてしまいます。
表替え、裏返し、新調の3つの方法を適切に使い分けることで、畳の長寿命化や部屋の雰囲気づくりに役立てることができます。
ぜひ、自分の家の畳の状態をチェックしてみてください。
それでは、また次回お会いしましょう!