こんにちは、宮脇です。
私は日曜大工が趣味で、休みの日は家のメンテナンスという名目で色々な改造を楽しんでいます。
このサイトでは家のメンテナンスの方法や状況などを自分の経験を生かして紹介していきます。
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
今回は、窓のメンテナンスと取り換えについてお話ししたいと思います。
窓は家の顔とも言える部分で、見た目だけでなく断熱性や防音性なども重要な役割を果たしています。
しかし、窓は長年使っていると劣化したり、破損したりすることがあります。
そんな時には、窓の交換が必要になるかもしれません。
窓を交換するタイミング
では、窓を交換するタイミングはどうやって判断するのでしょうか？
一般的には、以下のような症状があれば窓の交換を検討するべきです。
- 窓が開閉しにくくなったり、ガタついたりする
- 窓ガラスにひび割れや割れ目がある
- 窓枠やサッシにカビや腐食が見られる
- 窓から冷気や暖気が漏れて室内温度が快適でない
- 窓から外の音が聞こえて騒音に悩まされる
- 窓のデザインが古くなって見栄えが悪い
これらの症状がある場合は、窓の交換をおすすめします。
窓の交換は家の快適性や省エネ性を高めるだけでなく、防犯性や耐震性も向上させることができます。
また、窓の交換は住宅ローン控除やエコポイント制度などの補助金や減税制度を利用することができる場合もあります。
窓の交換は一見費用がかかるように見えますが、長期的に見ればメリットが多いと言えるでしょう。
窓交換の施工方法別の費用
次に、窓交換の施工方法別の費用について説明します。
窓交換の施工方法は大きく分けて二つあります。
一つはサッシごと交換する方法で、もう一つはガラスだけ交換する方法です。
サッシごと交換する方法
サッシごと交換する方法は、窓枠やサッシも含めて全て新しいものに取り替える方法です。
この方法は窓全体をリニューアルできるため、断熱性や防音性などの性能向上が期待できます。
また、窓枠やサッシにカビや腐食がある場合や、窓のデザインを変えたい場合にも適しています。
しかし、この方法は施工時間や費用がかかります。
一般的には、1枚あたり10万円～30万円程度の費用が必要です。
ガラスだけ交換する方法
ガラスだけ交換する方法は、窓枠やサッシはそのままに、ガラスだけ新しいものに取り替える方法です。
この方法は施工時間や費用が少なくて済むため、予算が限られている場合や、窓枠やサッシに問題がない場合に適しています。
しかし、この方法は窓全体の性能向上は期待できません。
また、窓枠やサッシのサイズに合ったガラスが必要になるため、種類やデザインの選択肢が限られることがあります。
一般的には、1枚あたり1万円～5万円程度の費用が必要です。
窓交換の施工方法は、自分の家の状況や目的に合わせて選ぶことが大切です。
どちらの方法もメリットとデメリットがありますので、よく比較検討してください。
窓の種類と交換費用
続いて、窓の種類と交換費用について紹介します。
窓の種類は大きく分けて三つあります。
一つは引き違い窓で、もう一つは開き窓で、最後は固定窓です。
引き違い窓の交換費用
引き違い窓は、左右にスライドさせて開閉するタイプの窓です。
このタイプの窓は開閉が簡単で、スペースを取らないため、狭い場所や通路に向いています。
また、掃除もしやすく、カーテンレールなども取り付けやすいというメリットがあります。
しかし、引き違い窓は開口部が小さくなるため、通風や採光が悪くなることがあります。
また、防音性や断熱性も低いというデメリットがあります。
引き違い窓の交換費用は5万円～10万円程度です。
開き窓の交換費用
開き窓は、上下や左右に開閉するタイプの窓です。
このタイプの窓は開口部が大きくなるため、通風や採光が良くなります。
また、防音性や断熱性も高いというメリットがあります。
しかし、開き窓は開閉時にスペースを取るため、家具やカーテンなどにぶつかることがあります。
また、掃除がしにくく、カーテンレールなども取り付けにくいというデメリットがあります。
開き窓の交換費用は10万円～15万円程度です。
固定窓（FIX窓）の交換費用
固定窓は、開閉しないタイプの窓です。
このタイプの窓は見た目がすっきりしており、防音性や断熱性も高いというメリットがあります。
しかし、固定窓は通風ができないため、換気扇などを併用する必要があります。
また、掃除もしにくいというデメリットがあります。
固定窓の交換費用は5万円～35万円程度です。
窓の種類は自分の家の間取りや用途に合わせて選ぶことが大切です。
どちらの種類もメリットとデメリットがありますので、よく比較検討してください。
窓ガラスの種類と交換費用
最後に、窓ガラスの種類と交換費用について紹介します。
窓ガラスの種類は大きく分けて三つあります。
一つは単板ガラスで、もう一つは複層ガラスで、最後は遮熱ガラスです。
単板ガラスと交換費用
単板ガラスは、一枚のガラスでできたタイプの窓ガラスです。
このタイプの窓ガラスは安価で、透明度が高いというメリットがあります。
しかし、単板ガラスは防音性や断熱性が低く、割れやすいというデメリットがあります。
単板ガラスの交換費用は、1枚あたり1.3万円～程度です。
複層ガラスと交換費用
複層ガラスは、二枚以上のガラスを間に空気層を入れて重ねたタイプの窓ガラスです。
このタイプの窓ガラスは防音性や断熱性が高く、割れにくいというメリットがあります。
また、中間層に特殊なフィルムやガスを入れることで、遮光性や遮熱性などの機能を付加することもできます。
しかし、複層ガラスは単板ガラスに比べて重く、価格も高いというデメリットがあります。
空気層の場合、90×90cmあたり3万円～程度です。
アルゴンガス層の場合、90×90cmあたり5万円～程度です。
真空タイプの場合、90×90cmあたり14万円～程度です。
Low-Eガラスと交換費用
Low-Eガラスは、表面に特殊なコーティングを施したタイプの窓ガラスです。
上記で紹介している複層ガラスにコーティング加工をおこなうため内側に行なうと遮熱効果、外側だと断熱効果がより向上します。
そのため、グレードによって90×90cmあたり3.5万円～と価格が上下するので、交換が必要になった際は業者に見積もりを出してもらいましょう。
注意点
窓のメンテナンスや取り換えをする際には、以下の点に注意してください。
- 窓の種類やサイズに合った製品を選ぶこと。
窓の形状や開閉方法によっては、一般的な製品では対応できない場合があります。
また、窓のサイズが合わないと、隙間ができてしまい、断熱性や防音性が低下する恐れがあります。 - 窓の枠やガラスに傷やひびがないか確認すること。
傷やひびがあると、水分や湿気が入り込んでしまい、カビや腐食の原因になります。
また、ガラスが割れてしまうと、ケガの危険もあります。 - マンションや高層階の場合は、管理会社や専門業者に相談すること。
マンションや高層階では、窓の取り換えは個人で行うことができない場合が多くあります。
また、高所作業は危険も伴いますので、専門的な知識や技術を持った業者に依頼することが必要です。
まとめ
以上が、窓交換に関する基本的な情報でした。
窓交換は家の快適性や省エネ性を高めるだけでなく、見た目も大きく変わります。
窓は家の快適さや美しさに大きく関わる部分ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
次回もお楽しみに！
